特色ある授業|桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

学び学び

特色ある授業

英 語

低学年では「英語で遊ぼう」をテーマに歌やチャンツを通して身体全体で英語に親しみます。また、身近なものの基本語彙を学びながら簡単な会話や自己紹介を行い、英語特有のリズムやイントネーションを身につけます。
中学年にあがると「英語の蓄積」をテーマに、64種類約400語を扱う英語カルタを使って繰り返し英語に触れます。自然と日常会話でよく使う言い回しや英文法の知識が感覚的に身についていきます。
そして6年間の総まとめとなる高学年ではネイティブの先生とのAll Englishの授業や日本人教員による中学英語の基礎となっていく文法指導などを通して英語によるコミュニケーションカを養います。

総 合

農園活動とコンピュータ学習の2本柱が中心となっています。
農園活動は、労作をいとわず切磋琢磨しながら成長してほしいという開校当初のねらいを基盤に活動を行っています。1年生からテラスでの栽培活動が始まり、2年生から農園での作物栽培へと移行するなど、段階を踏みながら栽培学習を進めています。土に触れること、作物の生長を見守ることは、心のゆとりや人に対する優しさを自然との関わりの中から身につけていくよい機会です。農園活動を通して、情操を豊かにし、自ら進んで世話をする態度を育て、試行錯誤をしながら生産する喜びを感じ取ってもらいたいと考えています。

3年生からはコンピュータ学習が始まります。
まずは、ペイントで絵を描く活動やワードで文章を打つ活動から始め、パソコンの基本的な操作方法を学びます。4・5年生からはワードを使った栽培記録づくりなどを行い、6年生はパワーポイントを使った研究発表などに挑戦します。コンピュータ学習を通して、自分たちが調べたことをまとめたり、人に自分の考えが伝わるような話し方を工夫したりするなど、これからの情報化社会を生きていくための多様な表現方法を身につけていきます。

うさぎの飼育

3年生では,学校を代表してうさぎの世話をします。自然界では捕食される側のうさぎは、とても臆病な性格です。また、具合が悪いことを隠そうとします。毎日の世話を通して、命の大切さや思いやりを育んでいくこと、実際に「うさぎ」という生き物と触れ合うことで、その温かみを感じ、子どもたちの優しい心が育っていくことを願っています。
えさのあげ方、毛なみやふんの様子、うさぎとのコミュニケーションのとり方など、うさぎにとってよりよい環境を考えながら接することの大切さを学んでいきます。
また、獣医師さんに来ていただき、世話の仕方についてお話を聞かせていただくこともあります。

書 写

全学年で硬筆、4年生以上で毛筆の授業を実施しています。
ひらがな、カタカナ、漢字のバランスや形を考えながら書いているか見つめ直すのが硬筆の授業です。鉛筆を使って文字を書く機会は、毎日の活動の中でたくさんあります。1年生の時に習ったひらがなをどの学年でも正しく書くことができているかを確かめながら、ゆっくり丁寧に自分のイメージした文字を書いていきます。心が文字に表れると考えながら授業を行っています。
毛筆の授業は、書道専門の教員が担当し、基本的な筆の持ち方や運び方などを一から教えています。毛筆書字は、その特徴によってゆっくり書くことになります。さらに、何度も繰り返し書くことで文字を理解していきます。これは、点画の種類やつながりを理解するには必要な練習です。また、毛筆の持ち方や使い方などの技術だけでなく、姿勢や態度も大切にしています。その上で、子どもたちにとって達成感のある授業を目標に行っています。

表 現

本校では、1年生から3年生まで週1回、表現の授業を行っています。
表現の授業では一人ひとりの「表現力」の育成に力を入れています。音やリズムに合わせた動きや、自分の感じたこと、考えたことを、身体をつかって表す活動を繰り返し行います。身体と十分にコミュニケーションをとります。自分の心と身体と十分に向き合うことで、自分の気持ちに気づいたり、身体をつかって気持ちを表現したりすることができるようになります。次第に、相手の気持ちを受け止め、共感する心が育ちます。 日々の授業を通して、同じ時間を共有していても、その見え方や感じ方は人それぞれあること、自分も相手も互いに尊重する心を学びます。

知的財産の授業

4年生の総合の時間を使って、「知的財産」の授業を行っています。外部講師として弁理士の先生をお招きしての特別授業です。知的財産とは、「人が考えたよいモノ・コト」で、身近な「知的財産」について考えています。初回の授業は、今の包丁ができるまでを、子どもたちの意見を聞きながら考えました。道具がなかった時代、人はどうやって食べ物を切り分けたのかということから、石を加工していったことに気づきました。そして石包丁が現在の包丁の原型であることにたどり着きます。包丁一つをとっても、多くの知的財産が集まってできています。授業を通して、普段何気なく使っている物が、実はいろいろな工夫がされて今の形になったことに気づくことができます。

カウンセラーの授業

4年生の道徳の時間に、本校スクールカウンセラーの教員による授業があります。「悩み事にぶつかった時にどう向き合うか」「自分について知り、よりよい生活をしよう」など、いろいろな場面を想像したり考えたりしていきます。多感な時期の子どもたちにとって、少しでも成長の支えになるよう、授業を行っています。

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